遠距離介護

ちえさん
ちえさん
このページでは、遠距離介護のことについてお話しますね。

遠距離介護とは

遠距離介護の定義

遠距離介護とは、介護帰省に要する片道時間が

  • 遠距離介護=2時間半以上

をいいます。

ちなみに、

  • 中距離介護=1時間〜2時間半
  • 近距離介護=1時間以内

です。

遠距離介護の特徴

ちえさん
ちえさん
遠距離介護にはこんな特徴があるんですよ。

 

遠距離介護者数は約9万4千人と推定されています。
(別居介護の12.7%)

これは、介護認定をうけている高齢者を元に割り出した数字なので
、まだ介護認定をうけていない予備群を含めると、実際にはもっと増えると予想できます。

遠距離介護は、

  • 企業の中核を担う働き盛りで介護に直面する
  • 離転職や転居のリスクがある
  • 介護離職政策とのミスマッチ
    (時短、残業抑制、半日単位の有給休暇が有効ではない)
  • 同居介護者とは悩みが異なる

というような特徴があり、仕事や家庭との両立に困難を抱えたり介護離職のリスクも高いことがわかっています。

実家までの距離が遠いという問題は、

  • スグにいけない
  • チョットができない
  • 毎日ができない

という不便さをうみ、介護する家族にとっての大きな負担となります。

なぜなら、自分以外に介護者がいない場合

  • 病院からの呼び出しに仕事を休んで駆けつけなくてはならない
  • 大事な仕事に穴をあける、出張の予定がくめない何日も拘束される
  • 定期通院(3分診療)に付き添うために、毎月、仕事を休まなくてはいけない
  • 入院対応で帰省した後、またすぐに退院のための帰省が必要になる
  • 「ちょっと様子を見に行く」や「ちょっと話し合いに参加する」ができない
  • 「メガネがあわないので買ってきてください」「役所に手続きにいってください」「書類にハンコを押してください」「付添人が必要です」と次々にミッションがやってくる

というように、親が高齢になるにつれ、家族の出番もどんどん増えていくからです。

これが、離れて介護をする家族の心身を疲労させ、仕事面でのキャリアや、夫婦関係将来的なライフスタイルにも大きく影響していくのです。

 

遠距離介護が大変な理由

ちえさん
ちえさん
帰省先が遠いということは、介護する家族にとってこんな大変さがありますよね。
  • 緊急時にすぐ駆けつけることが難しい
  • 往復の交通費が高額
  • 長距離移動による体力的負担
  • ひとたびアクシデントがおきると職場や家庭からの長期離脱がおきやすい
    (急激なリスク)
  • 離れているので、親の様子がわからない
  • ケアマネさんと直接会えないので、コミュニケションが取りづらい。

などです。

じつは、
介護保険が普及した今の日本でも「介護の7割が家族によって行われている」状態であって、「介護は社会全体で」という言葉とは裏腹に「家族ありき」の現状から抜けることができず、そのことが遠距離介護者を苦しめています。

調査によると、別居介護者(遠距離介護を含む)が感じている課題は、

  • 容態悪化などの緊急時の対応
  • 通院の支援など、安心して療養できるサービス
  • 定期的な安否確認みまもり
  • 介護関連施設が今より使いやすくなること

なんだそうです。

これをみても、別居介護者(離れて暮らす介護者)が、緊急時の頼り先日頃の親の見守りに不安をかかえているという事実がわかります。

また、別居介護者は、日常的な介護ができるわけではないので、その大変さが周囲に理解してもらえないメンタルストレスも抱えています。

  • 周囲に大変さをわかってもらえない
  • 実際に介護してないから”ラク”だと思われている
  • 介護家族の集まりに行っても、悩みが異なるので全くかみあわない
  • 気持ちをわかってくれるところがない

というようなことです。

このように、離れて暮らす介護の苦労というのは、経験者にしか分りにくいのかもしれません。

問題は、「在宅介護と別居介護ではどっちが大変か?」というような単純な比較ではなく、悩みの性質が違うのだという事実なんです。

そもそも、別居介護者同居介護者(日々の介護で疲弊している)とは、悩みの性質そのものが異なるのですから、必要なサポートも違ってあたりまえなのです。

遠距離介護のサポートが有効な理由

ちえさん
ちえさん
でも、「遠くてできない」あなたに変わってお手伝いする人がいれば、遠距離介護はもっとラクになるかもしれません。

だったら、その悩みが解決する策を考えればいのです。

たとえば、

  • 介護保険でカバーできないことをやってくれる
  • いつでも気軽に相談できる
  • 親の様子がよくわかる
  • 役所の手続きや支払いなどを手伝ってくれる
  • 親が急病の時に駆けつけてくれる
  • 通院や買い物などの外出付き添いをしてくれる

などなど。

後見人とか身元保証とか、そこまで難しく考えなくても、遠くのあなたに代わって「お遣いしてくれる人」がいると、ひとりきりで抱えるよりもずっとラクになりますよね。

「ご近所さん」や「お友達」にお手伝いを頼めるなら、上手に頼りましょう。

でも、もしあなたが、親の地元の人間関係に、ストレスや息苦しさを感じているなら、専門家にまかせるのもいいかもしれません。

専門家(第三者)だからこそのメリットは、

  • お仕事として依頼する第三者だからこそ、気兼ねなくなんでも頼める
  • 親戚やご近所さんのような心理的遠慮がなくて済む

ことなんです。

遠距離介護が専門のケアミーツにできること

ケアミーツでは、離れて暮らす介護に特化したサービスをはじめました。

  • 親御さんを日頃からみまもりつつ
  • いざという時は家族の手がわりとして駆けつける
  • 介護保険の枠にしばられないマルチで柔軟な対応をする
  • 必要に応じて、高齢者施設のご紹介と入居サポートをする

という専門サポートです。

 

高齢者主体の、一般的なシニアサービスなら、世の中に沢山ありあます。
ですが、離れて暮らす家族を専門にした家族サポートはほとんどありません。

ケアミーツは、相談から実際の訪問まで一体的に行うことで、「介護保険だけでは足りない、たまに立ち寄ってくれる親戚だけでは足りない」そんな、離れて暮らす介護のもどかしいスキマを埋め、安心と便利を提供します。

ケアミーツは、長年にわたり、遠距離介護で悩み続けてきた実体験からうまれました。

介護を背負う家族が、しっかりと自分の暮らしを守れなければ、親の介護を続けていくことはできません。それは、17年間の遠距離介護の中で、介護離職も介護休業も経験した私が、一番感じている事実です。

さぁ!
もう、一人きりで悩むのはやめませんか?あなた自身の納得する未来を選ぶ為に、今を一緒に乗り切りませんか?

 

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