ごあいさつ 遠距離介護への思い

ごあいさつ

この度は、当サイトをご訪問頂きありがとうございます。代表の安並ちえ子です。

 

私が遠距離介護を背負う子世帯の皆様のお手伝いをしたいと思い立ったきっかけは、
ずばり、私自身が遠距離介護で悩んだ経験者だからです。

 

私は、17年間もの間、九州(長崎)と関東(東京・横浜)を往復をして遠距離介護を続けてきました。

 

私が30歳の時に、大好きだった母が認知症を発症。それが、17年間続く遠距離介護の始まりでした。

母を看取り、父を看取り、その経験をもとにケアミーツをはじめました。

17年間、遠距離介護を続ける中で、沢山の方と出会い、助けられ、そして沢山の涙を流しました。
感謝の涙も、悔し涙も。

最後に父を看取った私は、まるで燃え尽きたような無気力の中にいました。

 

そんな中で、フツフツと私の中である思いが芽生えました。

私のように、働きながら遠距離介護を抱えている子世帯家族の皆様の力になりたいという思いです。

 

世の中には、高齢者本人を支えるサービスは沢山ありますが、介護をする側の家族を手助けしてくれるサービスは、ほとんどありません。

私自身が、あの当時、どれほど手助けを望んでいたことか・・・。

 

なんで私だけこんな苦労を?と、遠距離介護の理不尽さを恨んだ事もあります。
渦中にいる時は見えなかった事も沢山あります。

そんな風に、遠距離介護にまつわるいろんな経験をしてきた私が、誰よりも誇れる強み。

それは、看護師としてのスキルや遠距離介護の単なる経験ではなく、遠距離介護の本当の苦しみに共感出来るという事です。

 

30歳で介護が始まった私、介護離職と介護転職を繰り返した私、会社で初めての介護休業を取得した私、両親を看取った私。

まるで綱渡りのように、いつもギリギリいっぱいだった私が、その当時、今すぐに欲しかったサービスをケアミーツで提供します。

 

もしも今、介護離職に悩んでいるなら、じっくり考える時間を作ってください。

仕事が忙しくて考える時間がとれないのなら、私達が一緒に考えます。

私達は、あなたの家族のように、あなたをサポートします。

いろんな家族の形があり、それぞれの思いがあります。

 

大切なのは、心から納得して選択できる事です。

あなたが幸せに生きる事、あなたが納得して生きる事。

それが、ご両親の願いであると信じています。

 

介護保険や地域独自のサービス、ボランティア、友人や親戚の援助など。

お金をかけずにサービスを手に入れる方法はあります。

でもそこには、利用基準があり、順番待ちがあり、審査があり、しがらみや遠慮があります。

地元のコミュニティに縁がなく、ボランティアなどの関わりが苦手な方もいるでしょう。

介護は子の責任と頭ではわかっていても、親との折り合いが悪く実家に足がむかない方もいるでしょう。

いろんな家族の形があり、求めるサービスは人によってさまざまです。

 

『母のお誕生日に好きなお菓子を食べさせたい』『病院受診に付き添ってほしい』『たまに様子を見に行ってほしい』
『空き家の様子が気になる』

などの、介護保険のサービスに馴染まないものから、入所施設のご相談まで。

いつでも、どんな事でも、気軽にご相談いただける仲間でありたいと思っています。

 

私たちは、見守りの枠を超え、“家族代行”という考え方で、離れて暮らす子世帯の皆様のニーズに寄り添います。

 

私達のサービスで、今を乗り切れる。

ご両親の人生も、あなたの人生も、心から納得して選びとれる。

それが、ケアミーツの願いです。

 

遠距離介護のケアミーツ
代表 安並ちえ子